2006年5月18日木曜日

五月の連休の旅行

 今年のSORAのGWは3日からでしたが、飛行機がとれたのが、3日の遅い便だったし、訪問先の早川ユミさんは 兵庫の個展から 4日に帰ってくることになっているので、その日は高知のセブンデイズホテルを予約しておきました。

去年、高知に行ったときに 外から草間弥生の版画やかっこいいテーブルが見えて、ここに泊まりたいなと思っていたところです。

泊まったのは新館のプラスの方で、こちらもアートっぽい。


ビジネスホテル並みの値段なのに、テーブルやいす、棚などのデザインは一流、食器もセンスいいし、朝食のパンもおいしいし、シンプルなのに手抜きがない。

余計なサービスはないのもうれしい、ゆっくり本を読んでいたい雰囲気でくつろげます。

タオルやベッドにたたんでおいてある寝間着(ストライプのパジャマ風ワンピース)も わたしの日頃の生活と違和感ないし、今まで泊まったホテルや旅館のなかでは一番しっくりきて好きでした。

予約が取れなくて、シングル2部屋だったのですが、お互い一人の夜は新鮮で、なかなかいいものでした。

このホテルはほんとうにお奨めですが、ツインじゃなくシングルか、コネクティングルームがいいと思います。


このホテルに限らず、高知は質の高い洗練されたところが多い気がします。


もっとも、今回は、高知は行き帰りによっただけで、ずっと、山の中で、焼き物をやっている小野哲平さんともんぺや服などの布仕事をしている早川ユミさんカップルのうちで、日常的生活(ご飯作ったり、大工仕事の手伝いをしたり、本を読んだり、、)を満喫しておりました。


哲平さんとは、12月の個展(渋谷のzakkaでの)以来、ユミさんとは一年ぶりの再会ですが、おとなは全然変わらないのに、今年、中学生になった鯛くんがすっかり大人っぽくなっていたのにはびっくり。


7日はものすごい雨で、前の日まで水がなかった棚田が すっかりそれらしく様変わりして、もうすこし谷相の家に居れれば、棚田に映る月も見ることができたでしょうに。

雨がやむのを待って、バタバタと出発したのが、悔やまれます。

もっと、あの景色を味わえばよかった。


最後の夜は、再びセブンデイズホテル。

連休中は毎年阿蘇に出かけていて会えないモクさんも、もう帰ってきてるかも、と連絡したら、すぐやってきて、本当に何年ぶり?かの再会。

えりちゃん(モクさんのもと連れ合い)や息子もやってきてcafe CREOLEでひよこ豆のカレーを食べる。お奨めだけあって、美味しい!

彼らとは89年、旅の途中にインド・ダラムサラで会って以来の友達です。

モクさんは セブンデイズホテルのすぐそば、バンブー茶館のとなりでマッサージ(かな?)をしながら、もと連れ合いの家に朝、晩いって、家事育児をしています。


となりのバンブー茶館のお茶もとても美味しい。カレーを食べたカフェも、ここもオーディオがすごい。


去年行ったときも、おいしいところ、美しいところ、かっこいいところがたくさんあったし、高知はすごーい、といったら、東京だとあっても目立たないだけ、といわれた。

んーん、そうかな、、でも、やっぱり、東京みたいにギチギチと立て込んでるところじゃないところにある、というのは全然違うとおもう。

2006年5月12日金曜日

4月・アースデイのことなど

 きょうの空、じゃなくって先月のSORAから。


3月の災難が尾を引いて、なかなか調子が上がらない春だったけれど、うちのあたりは桜がとってもきれいなところで、今年はなかなか散らず長い間、霞のようにたなびいていたし、椿も今年はことのほかきれいに見え、ハナミズキに、木蓮と(もっといろいろ)花の美しさは十分に満喫することができました。


思い出すと、小金井公園にチャンゴ(朝鮮の太鼓)の仲間とお花見に行き、久しぶりにプ(和太鼓みたいな)

をたたいたのも楽しかったし、ロンドンから一時帰国中のカムラが泊まりがけで遊びに来て、いろいろと話したのも楽しかった。

カムラは70年代、リブの女性達がやっていたお店ジョラのメンバーで、その後、ジョラのメンバーで始めたロックバンド「水玉消防団」のボーカルで活躍、その後イギリスで「フランクチキンズ」のメンバーに。

「フランクチキンズ」はチャンネル4に番組をもつくらい人気の日本女性二人組だったものです。


今も、3つのバンドに属してて、相変わらずのパンク少女(といいたいところだけど)でも、地道に勉強もしていて、ダンスセラピーの国家資格をとったそうです。


ダンスセラピーの話を聞くと、なんだか野口整体の活元にも似ているやり方で、ダンスなんて、わたしには縁がないけれど、ちょっとやってみたい感じです。


神戸のホテルで ボディクレイをアメニティに使ってくれることになって、その最初の納品も4月だったし、、、


4月23日、24日。


今年も、代々木公園でのアースデイは、すごい人出で、同じ場所で、90年代に、のんびり出店した頃のことが、まるで幻だったかのような賑わいでした。


昨年の忌野清志朗に続いて、今年はラブサイケデリコ、ボニー・ピンク、UAなどのフリーコンサートがあったりで、賑わうというよりギュウギュウという感じ。


アースデイってこんなのでいいのかな。落ち着いて考えたり、アピールできる感じじゃなくって 忙しい気分にしかならないのはちょっとつまらない。


昨秋のクラフトガーデンは例外ですが、SORAとしてはこのところ数年、代々木公園に出店するエネルギーはなくなっているので、例年のごとく、エコ雑貨クラブのブースで、顔を合わせるのは初めてという方達や久しぶりの皆さんにお会いしました。


出かけるより家にいる方が楽しくなって、めったに都心には出かけることもないのですが、そうは言ってもアースデイなど、大きなイベントには、全国から出かけて来ている人がいるので、みんなにあえる貴重な機会でもあります。


出かけるのが面倒で気が進まなくても、思いがけない出会いがあったり、うれしいことがあって、大抵、いってよかった、ということになります。


このことは忘れないようにして、いつも身軽にしていなくっちゃ。と改めて思いました。


アースデイの帰りに、ボディクレイの事務所の一角にできる「エコ雑貨クラブ」のショールームのオープニングパーティにいって、ボディクレイの大阪のスタッフで豆料理クラブの会員でもある前田さんのおいしい豆料理を食べたことも、ぜひ書きたかったけれど、あれからすでに半月もたつと情けないくらい断片的な記憶

になってしまって,カレーとサラダと、なんだっけ、、

「やっぱりお豆はしみじみとおいしい!」としか言えません。