2006年11月27日月曜日

11月になって.其の2

次の週末は、またしてもお出かけ。出不精の私にしては、上出来の身軽さです。


前々から誘われていたキノコ取り、この期を逃すと来年のシーズンまで待たなくてはならないので、二つ返事で伊那に出かけることにしたのでした。

あいにくの雨模様でしたが、中央道は今がジャストタイミングの紅葉の季節で、

美しくて、これを見られるだけでも出かけてきた甲斐があったというくらい。

この日は温泉に入って、新そばを食べて、グリーンマーケットに行って、夜はワイルドツリーの

平賀さんのところで みんなで食事。

翌日は寒いけれど晴れて、いざ、山へキノコ取りに。

熊用心のため、いろいろと鳴り物も持ってきました。


時期が遅くてもうない種類が多いようだったのだけど、珍しいムラサキシメジが見つかりました。

キノコの本によると、このムラサキシメジは、丁度この時期、シーズンの終わり頃に出てくるのだそうで、このキノコと巡りあえたのもジャストタイミングだったみたい。


帰って食べたきのこ汁は最高でした。

あの食感は、うちの近くで手に入る(買える)キノコでは 決して味わえない。

来年もいいタイミングで、キノコを採りに行きたい、と念じています。


山の広場で子供たちがサッカーをやってるときに、空からキラキラと舞い降りてきた細かい雪、風花があんなに沢山舞っているのを見たのも生まれて初めての経験でした。

まるで映画のワンシーンみたいな、幻想的で美しい景色。


伊那の魅力は南アルプスを180度のパノラマで一望できる まるでネパールみたいな見晴らしと自然、温泉、それに忘れてならないグリーンマーケット。(このマーケットに行くと興奮してしまいます。今回の収穫はキクイモ)


三島も住みたいところだったけれど、伊那も景色がきれいで心まで浄化される感じ。

(でも、伊那では運転免許が必須でしょう。--運転できない私です)


写真はムラサキシメジ。




2006年11月26日日曜日

11月になって

 11月の最初のお休みは、三島に行きました。

前回は、中央道、河口湖経由でいって、景色は最高だったけれど時間がかかったので、今回は厚木から東名高速に乗って。


VIVOには、豆料理クラブで知り合ったヒサコさんと連れ合いのBさんがこの夏からシェフとして働いており、その関係で今回はここで豆料理クラブの集まりがあったのです。  

(三島に引っ越してくるまでは、彼女は京都の古くて大きい町家に住んでいて、私はいつも彼女のおうちに泊めてもらっていた)


9月にも、一度遊びに来て、三島は今回2度目です。

ここには柿田川という素晴らしい川があります。

この川は富士山の伏流水が湧き出ていて、川岸も自然のまま、でも、昔は工場排水が流れ込んで汚い川だったのだそうです。

ボランティアの方たちが何十年もかかって本来の姿にかえしたそうで、川岸もトラスト運動で買い取って自然のままに保存していると聞きました。

水道水も美味しい。

何となく明るくて、何となくのんびりした土地柄のようで、住み心地もよさそう。

三島の、鄙びた竹倉温泉で鉄さび色のお湯につかってゆっくり眠りました。

三連休だったので、久しぶりに旅行気分。




2006年11月21日火曜日

慣れ

 今年の夏のいろいろをかき始めると、なかなか今に至らなさそうだから、茨城のタイ野菜の農園にいった珍道中のことや、五日市の奥にある地中海料理のレストラン・メリダ(只者ではないという感じのギャラリーとももんがという宿泊施設も併設)のこと、二回もいった三島のこと、透明な柿田川の水のこと、たべものやの仲間だったマコちゃんがNYからきて一ヶ月後に帰ったこと、etc,etcは またいつか機会があれば、ということにして。


最近の個人的な大きな出来事は、一ヶ月前に 歯を3本も抜く羽目になったことです。今まで入っていた義歯も支えの歯を抜いたために使えなくなって、右奥は計4本なくなってしまいました。


初めはその影響で肩こりがひどく身体がガチガチになってしまったのだけど、今は、ちゃんと噛める奥歯は一組だけ、という状態は以前と変わらないのに、普通に食事して、普通に元気になっている。


慣れ、というのはすごいもんだ、と驚きます。


最初は、毎日おかゆと柔らかいおかずだけ、それでも胃の調子がおかしかったんです。


人の身体がマイナスの状況にも慣れて、うまく働くようになる、というのはとても有り難いことですが、考えてみると、同じように悪い空気にも、電磁波にも、添加物にも慣らされていってるんだ、ということでもある?


昔のひとが、今の世界にきたら、空気は臭く、食べ物はまずくて、とても暮らせないかもしれない。

同じ時代に生きていても、屋久島で長くくらしていた星川淳さんはグリンピースの仕事で 久しぶりに東京で暮らし始めたら、やっぱり、時々息苦しくなるみたいだし。


私の住む昭島は、わりと自然も身近で、公園も多いし、水は湧き水で美味しいし、と思っているけれど、一説によると都心の空気が吹きだまっていて、空気は良くないという。

空気は目に見えないし、慣れてしまっているのか全然気がつかないのだけど。





2006年11月19日日曜日

6月のことなど。

 手帳のメモ書きをみながら、今に至る日々の思い出し日記を少しだけ。

なんか、いろいろとあったのに ブログしなくてちょっと残念。


6月3日、松本の神宮寺に「渡来人祭り」に行き、その帰りに、伊那によって、同じ豆料理クラブの会員の美紀さんのお店・井田屋酒店の居間で、ねんどのワークショップ(ボディクレイのシンプルジェルを使って自分用のクリームを作る)をしました。

一応、先生格でいったのに、相変わらず仕切るのが下手で、皆さんの協力で(ワイルドツリーの平賀さん、ありがとう)何とか無事終了。


美味しい豆料理も堪能したし、私としては、とても楽しい一日でした。


17日には、ハワイ在住の版画家・小田まゆみさんの個展に行って 久しぶりの再開。

写真家の渡辺眸さんと3人で食事。同世代の友人達。

60年以上も生きてくると、お互い同じ時代を生きてきた、というだけで暗黙のうちに分かり合えるような部分があるように思います。


22日には アメリカの小学校にいっている孫のナナの夏休みをまって、一緒に娘が帰国。(SORAのホームページをつくってくれたのは彼女です)

帰って早々、私も休みを取って、一緒に京都、丹波に旅行する。

9月の新学期まで、丸々2ヶ月を日本で過ごし、8月の終わりに、またシカゴに戻っていきました。


写真は 丹波のモンゴルの里で、孫と小さい友達。



アトリエマニスのみきさん

 7月1日

アトリエマニスのたかはしみきさんが遊びに来る。家に来るのは何年ぶりか。


仕事で日本にはよく帰ってきていて、外では会うこともあったのだけど、バリで暮らしていて子供もいるので、今回みたいにゆっくり日本に滞在できる機会はなかなかないとか。


彼女の一回目のブログに、この日のことがでています。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/cat6549984/index.html

彼女のブログは、面白い。

さすが、文筆業と洋服作りのどっちをとるかで悩んでいただけのことはある。


今は、素晴らしい服をつくって居て、文化出版から服の本も出しているけれど、昔は旅行の本も出していたよね。


「自然素材のやさしさを着る/アトリエマニスの服」

http://www.ateliermanis.com/info/index.htm



2006年11月9日木曜日

ながらくご無沙汰してしまいました!

 五月以来、長らくご無沙汰しています。

思い出す度、気にしていたのはいつ頃までだったか、、、

そのうち、殆ど忘れて、小学校時代の夏休みの日記状態になってしまいました。


ま、わたしみたいな三日坊主がブログやるっていうのもおこがましかったかも、ね。


あれ以来、結構立て込んでいて、パソコンの前でゆっくり、という余裕がなかったせいもあるけれど、秋になって 庭で日向ぼっこできるくらいになっても、間が開くとなかなか再開しづらいというか、根が怠け者故、易きに流れてしまいます。


さてさて、それでも、こういう放置状態では たまにのぞいてくださる方にも申し訳ないし、元気で生きてることだけでもわかるようにしておこう、とこれからぼちぼちアップするつもりでいます。


というわけで、今後とも 気長にお付き合いねがいます。

2006年5月18日木曜日

五月の連休の旅行

 今年のSORAのGWは3日からでしたが、飛行機がとれたのが、3日の遅い便だったし、訪問先の早川ユミさんは 兵庫の個展から 4日に帰ってくることになっているので、その日は高知のセブンデイズホテルを予約しておきました。

去年、高知に行ったときに 外から草間弥生の版画やかっこいいテーブルが見えて、ここに泊まりたいなと思っていたところです。

泊まったのは新館のプラスの方で、こちらもアートっぽい。


ビジネスホテル並みの値段なのに、テーブルやいす、棚などのデザインは一流、食器もセンスいいし、朝食のパンもおいしいし、シンプルなのに手抜きがない。

余計なサービスはないのもうれしい、ゆっくり本を読んでいたい雰囲気でくつろげます。

タオルやベッドにたたんでおいてある寝間着(ストライプのパジャマ風ワンピース)も わたしの日頃の生活と違和感ないし、今まで泊まったホテルや旅館のなかでは一番しっくりきて好きでした。

予約が取れなくて、シングル2部屋だったのですが、お互い一人の夜は新鮮で、なかなかいいものでした。

このホテルはほんとうにお奨めですが、ツインじゃなくシングルか、コネクティングルームがいいと思います。


このホテルに限らず、高知は質の高い洗練されたところが多い気がします。


もっとも、今回は、高知は行き帰りによっただけで、ずっと、山の中で、焼き物をやっている小野哲平さんともんぺや服などの布仕事をしている早川ユミさんカップルのうちで、日常的生活(ご飯作ったり、大工仕事の手伝いをしたり、本を読んだり、、)を満喫しておりました。


哲平さんとは、12月の個展(渋谷のzakkaでの)以来、ユミさんとは一年ぶりの再会ですが、おとなは全然変わらないのに、今年、中学生になった鯛くんがすっかり大人っぽくなっていたのにはびっくり。


7日はものすごい雨で、前の日まで水がなかった棚田が すっかりそれらしく様変わりして、もうすこし谷相の家に居れれば、棚田に映る月も見ることができたでしょうに。

雨がやむのを待って、バタバタと出発したのが、悔やまれます。

もっと、あの景色を味わえばよかった。


最後の夜は、再びセブンデイズホテル。

連休中は毎年阿蘇に出かけていて会えないモクさんも、もう帰ってきてるかも、と連絡したら、すぐやってきて、本当に何年ぶり?かの再会。

えりちゃん(モクさんのもと連れ合い)や息子もやってきてcafe CREOLEでひよこ豆のカレーを食べる。お奨めだけあって、美味しい!

彼らとは89年、旅の途中にインド・ダラムサラで会って以来の友達です。

モクさんは セブンデイズホテルのすぐそば、バンブー茶館のとなりでマッサージ(かな?)をしながら、もと連れ合いの家に朝、晩いって、家事育児をしています。


となりのバンブー茶館のお茶もとても美味しい。カレーを食べたカフェも、ここもオーディオがすごい。


去年行ったときも、おいしいところ、美しいところ、かっこいいところがたくさんあったし、高知はすごーい、といったら、東京だとあっても目立たないだけ、といわれた。

んーん、そうかな、、でも、やっぱり、東京みたいにギチギチと立て込んでるところじゃないところにある、というのは全然違うとおもう。

2006年5月12日金曜日

4月・アースデイのことなど

 きょうの空、じゃなくって先月のSORAから。


3月の災難が尾を引いて、なかなか調子が上がらない春だったけれど、うちのあたりは桜がとってもきれいなところで、今年はなかなか散らず長い間、霞のようにたなびいていたし、椿も今年はことのほかきれいに見え、ハナミズキに、木蓮と(もっといろいろ)花の美しさは十分に満喫することができました。


思い出すと、小金井公園にチャンゴ(朝鮮の太鼓)の仲間とお花見に行き、久しぶりにプ(和太鼓みたいな)

をたたいたのも楽しかったし、ロンドンから一時帰国中のカムラが泊まりがけで遊びに来て、いろいろと話したのも楽しかった。

カムラは70年代、リブの女性達がやっていたお店ジョラのメンバーで、その後、ジョラのメンバーで始めたロックバンド「水玉消防団」のボーカルで活躍、その後イギリスで「フランクチキンズ」のメンバーに。

「フランクチキンズ」はチャンネル4に番組をもつくらい人気の日本女性二人組だったものです。


今も、3つのバンドに属してて、相変わらずのパンク少女(といいたいところだけど)でも、地道に勉強もしていて、ダンスセラピーの国家資格をとったそうです。


ダンスセラピーの話を聞くと、なんだか野口整体の活元にも似ているやり方で、ダンスなんて、わたしには縁がないけれど、ちょっとやってみたい感じです。


神戸のホテルで ボディクレイをアメニティに使ってくれることになって、その最初の納品も4月だったし、、、


4月23日、24日。


今年も、代々木公園でのアースデイは、すごい人出で、同じ場所で、90年代に、のんびり出店した頃のことが、まるで幻だったかのような賑わいでした。


昨年の忌野清志朗に続いて、今年はラブサイケデリコ、ボニー・ピンク、UAなどのフリーコンサートがあったりで、賑わうというよりギュウギュウという感じ。


アースデイってこんなのでいいのかな。落ち着いて考えたり、アピールできる感じじゃなくって 忙しい気分にしかならないのはちょっとつまらない。


昨秋のクラフトガーデンは例外ですが、SORAとしてはこのところ数年、代々木公園に出店するエネルギーはなくなっているので、例年のごとく、エコ雑貨クラブのブースで、顔を合わせるのは初めてという方達や久しぶりの皆さんにお会いしました。


出かけるより家にいる方が楽しくなって、めったに都心には出かけることもないのですが、そうは言ってもアースデイなど、大きなイベントには、全国から出かけて来ている人がいるので、みんなにあえる貴重な機会でもあります。


出かけるのが面倒で気が進まなくても、思いがけない出会いがあったり、うれしいことがあって、大抵、いってよかった、ということになります。


このことは忘れないようにして、いつも身軽にしていなくっちゃ。と改めて思いました。


アースデイの帰りに、ボディクレイの事務所の一角にできる「エコ雑貨クラブ」のショールームのオープニングパーティにいって、ボディクレイの大阪のスタッフで豆料理クラブの会員でもある前田さんのおいしい豆料理を食べたことも、ぜひ書きたかったけれど、あれからすでに半月もたつと情けないくらい断片的な記憶

になってしまって,カレーとサラダと、なんだっけ、、

「やっぱりお豆はしみじみとおいしい!」としか言えません。



2006年4月11日火曜日

06.3月の災難

 この春は、ことのほか眠くて、不快というよりむしろ快くぼーっとしていたのですが、案の定、という感じで、階段を踏み外し、2階から落っこちてしまいました。

打撲はこわい、と言われているので、しまった~!と思ってしばらくじーっとしていたのだけど、意外と平気で、頭もなんだかすっきりしたみたいで、気分はむしろ高揚していた気がします。

とはいえ、その後、パソコンの不調に加え、打ったショックで首や腰がいたくなって、ここ半月あまり、引きこもり状態でおりました。

身体の方は、その後、愉気をしてもらったり、活元をしたりで、前よりいい状態になってる気がするんだけど、コンピュータの方は まだ後を引いております。


わたしのiMacはOSXも入っているのだけど、古いタイプの書類もたくさんあるので、ずーっとOS9でやっていたのでした。

ケーブルから光通信に変え、プロバイダーも変わったし、換えついでにと、懸案だったOSのバージョンアップを、と、、、思わなきゃよかったんです。

とにかく、この際、と思って すべてバックアップをとって初期化したのですが、なぜか(理由はあるに違いないけれど)失敗したのですね。


2ヶ月前のバックアップはしてあったので、なくなったのは この2ヶ月間に 私が作った書類と このパソコンから送ったメールのデータだけだと思うのですが、それらは忘れっぽい私の頭の中の代わりだったわけで、かなりショックでした。


でも、気を取り直して、見知らぬ人みたいに様変わりしたわたしのマックに、やっとこさ、いろいろと設定し直して、やっと使えるようになったかな、と思ったのもつかの間、デスクトップに変な線が出てきて、全然コントロールが効かない状態に。


アップルに修理にだしたら、今回はハードディスクもロジックボードもリストアされて新しくなっており、見かけはかわらないけれど、中身は新品で、もっと見知らぬ人って感じになっており、また、最初から、すべて入れ直し。


やっと、今まで使っていたアプリケーションをほぼ入れ終わったかな、ってところ。

自分のパソコンから発信できるようになったのも、ここ何日か。


この春の予期せぬ災難は、いったいどういうことだったんだろう。

なにか意味があったに違いないので、ぼんやりしないで気をつけなきゃ、と思っています。


このよそよそしい新入りみたいなパソコンも、そのうち、気心の知れた友達みたいになってくれますように。


写真は、散歩で撮った近所の春。





2006年3月8日水曜日

ごぶさた日記その2

 またまた、ごぶさたです。

忙しくて手が回らないんじゃないかと思われてるかも知れないけれど、2月は例年のごとく、けっこう暇で、むしろ、日頃気になってるけど、時間がとれないことをやるチャンスなのです。


なのに、この水温む季節、なによりも、うとうとと過ごしたい、、。

われながら不思議なくらい毎日眠くて、眠くて、、、大丈夫かなあ、と心配されるくらいなのですが、別に体調が悪いわけではなく、どっちかというと春らしいいい気分なんだけど。


先週末、お正月以来2ヶ月ぶりに多摩川縁に散歩に行きました。

お正月も風情があったけれど、小鳥の声、遠くから聞こえるこどもたちの歓声、光る水面とすっかり、春の風景にかわっています。

下の写真の多摩川は、1月のブログの写真と同じ場所です。


白鷺や鵜(かな ?)は、まるで「考える人」みたいにずーっと動かず、セキレイは水面すれすれを行ったりきたり。

椋鳥もたくさん木にとまっていて、望遠鏡を持ってくればよかったと にわかバードウォッチャーは後悔しました。


さて、相変わらず、めっけもン(特に食べられるもの)に目がない私の今回の収穫は。


カンゾウ・・・

まだ数センチにしかなっていないから、これから当分は収穫できそうです。

西荻に住んでいた頃も、春にはよく見付けて食べていました。

日本中、どこにでもあると思います。(映像あり)


くせがなく、柔らかくてみずみずしくて、さっと湯がいてお浸しにしたり、醤油マヨネーズで和えたりすると本当においしい。


私の春の楽しみのひとつです。寒い地方だと5月の末くらいまで食べられます。

カンゾウは、夏になると黄色い花を咲かせ、それも食べられます。


今日、収穫したのは、まだ小さかったので、湯がいたらほんの少しになってしまい、大事にいただきました。


キクラゲ・・・

今回は拝島の向こうで見付けました。

以前は、家の近くの朽ち木にあったのだけど、更地になってその木もなくなりました。

でも、時々意外なところで、遭遇します。

梅雨時だと、ぷっくり膨らんだおいしそうなキクラゲを取ることができるけれど、その時期に又、その場所を見付けることは難しいので、乾涸らびたものでも見付けたら 収穫して置き、戻して使います。


木に生えるキノコは危なくない、と言います。

昨日、近所で朽ち木に知らないキノコが生えているのを見付けました。

キクラゲ系ではなくて、シイタケ系だったのですが、お昼にパスタに入れて食べたら絶品でした。

誰も気がつかない朽ち木だと思うので、シメシメ、と言う気分。




2006年2月15日水曜日

ごぶさた日記 ・春

 またまた、夏休みの宿題の絵日記を怠けている子供のような気分になっています。

すっかり忘れて呑気に遊んでいて、ハッと思い出す感じはまさに同じ。


一応、仕事もしているし、子供みたいに遊べる身分でもないけれど、最近は日常の気がかりが殆どなくなって、やっぱりこれは老人力がついたおかげだ、(つまり、忘れっぽいということ?)と平和な気分でいたのですが。


1月29日は旧暦のお正月。

旧正月って、春の気配がどことなくして、新春とか初春とかいう言葉がほんとうにしっくりくる感じで いいもんだなと思います。


旧暦で暮らすと 季節の移り変わりが 感覚に伝わってきて(頭や意識ではなく)自動的にスローライフを実践できそうです。


雪の下の木々は もうしっかり芽吹いてて、毎年のことなのに、それをみると感動してしまいます。  いのちってすごいな。


それに感応して、私の内なる生命力も刺激されるようです。私の細胞レベルでも、きっとこの季節、うまれかわる・REBORN が活発に行われているんではなかろうか。


春が来るとなんだか嬉しい、なんだか動きたくなるのは、きっとからだの奥のいのちからのメッセージをうけとるからだと思う。


先週末は又、豆料理クラブのギャザリングで、早春の伊那に行って来ました。


伊那にはSORAの取引先も2店あるので、そこを訪ねる用事も兼ねて。両方とも楽しい店です。

おちかくの方、寄ってみてくださいね。

エコショップワン    西箕輪羽広  0265-76-3886

井田屋酒店(豆料理セットも。)伊那部 0265-72-2331



今回はしっかりカメラを持っていったのに、写すのをすっかり忘れていて残念。


伊那は、雪をいただく日本アルプスがどこからでもみえていて、心が洗われるような美しさでした。


今回は、伊那在住の会員でエコ雑貨クラブのメンバーでもあるワイルドツリーの平賀さんの主催です。

会場の新山荘の食事は 雑穀がいろいろ工夫して使われていて、忘れられないおいしさ。


前回の丹波も、今回も普通の宿に泊まったら決して食べられない類の食事で、それだけでも幸せだったけれど、お豆クラブならではのハプニングもいろいろあって REBORN にふさわしい楽しい旅でした。


写真は、伊那からの帰り、諏訪湖インターから。




2006年1月24日火曜日

初めての味噌作り

 豆料理クラブの会員として、日常的にお豆が生活に組み込まれてしまったせいか、今まではもらったりすることはあっても、自分で作るなんて考えていなかった味噌作りに、今年は何の気負いもなく挑戦することにしたのでした。

生協のチラシに、青森の無施肥の大豆と米麹のセットというのがあったので申込み、立川のアイムで産地の青森・常盤村で実際に味噌を作っている人たちが講習にきてくださると云うことなので、なんだか、わくわくしながら、雪の中を出かけていきました。


斑ごとに青森から来てくださったおばさん(なんて云っても私と同じくらい?)がついてくれて、和気藹々とみそづくりが始まります。

3キロ半くらいの大豆を茹でたものが既に用意されていて、後はそれをつぶして手で塩麹(分量の塩と麹を混ぜ合わせたもの)と混ぜていくのです。


簡単すぎて、あっけないほどですが、寝かせて熟成し、食べられるようになるのは約一年後。殆どを時間がやってくれるわけなのでした。


一緒の斑になったのは若いカップルと30代くらいの主婦(多分)の方と私の4人。


豆をつぶしながら、豆料理クラブから行った北海道の豆農家の話などをしていたら、若いカップルは来年の春には北海道・北見に帰って、農業をやる予定だということ。


この間行った秋場さん(化学肥料はもちろん有機肥料も使わず、土作りをしながら、銀手亡豆を作っている)の農場はやっぱり北見でした。

この近くには、ほかにも素晴らしいお百姓さんがいます。

北海道に帰ったら、ぜひ、ぜひ、訪ねるといいよ、と思わず彼らに奨めてしまいました。


私は、生産農家を訪ねたのも初めてだったけど、ああいうお百姓さん達に遇ったのも初めてのことでしたが、こういう人達が、今も日本に実在していることに驚いたし、感動してしまいました。

(こういう人たちの存在を想像できなかったということは、いかにわたし自身がヤワで、偉そうなことを云っても、世の中をなめてたということに他ならない、、、と今、これを書きながら、反省しています。私には、想像できないくらい、ちゃんと生きている人達が実際にいるに違いないから。)


話がお味噌からはずれてしまったけど、ついでに云えば、まだ学生みたいなこのカップルの女性の方は、私と同じ、北九州・小倉北区出身だと云うことで、ローカルな話題にもなって、とても楽しかった。


さて、帰ってから改めて、我が家用のお味噌の仕込みです。

大豆は前日から水に浸しておきましたが、茹でてつぶして混ぜて瓶に入れるまでは、半日仕事で終わりました。


味噌の仕込みは、簡単だけど、一番の問題は、何に入れて保存するか、です。

思ったよりたくさんできたので、途方に暮れたけれど、いつもは傘立てにしているこの瓶のことを思い出して、アルコールと熱湯で消毒して使うことにしました。

これは、たべものや当時、ぬか漬け用に使っていたものです。

瓶も久しぶりに喜んでいるんじゃないかしら。


この瓶にはまだまだ余裕があるので、来年は、2.5キロの大豆で挑戦しようと思っています。


写真は、大豆(なんてきれい!丸いものは好きです)

ベトナムの天日塩・カンホアの塩(SORAで扱っています)

瓶(元・傘立て←漬け物用)