2006年1月15日日曜日

豆料理クラブのギャザリング

 京都~丹波篠山での豆ランチパーティから帰って、はや一週間になってしまいました。


3連休なので、今回は、連れあいの10べーも同行。

今回もとても楽しい時間だったので、帰ってからも心軽く、ウキウキと過ごしています。


多分、好きな人たち(半分以上は初対面の人達だったけれど)にあって、リアルな話ができて、いい気の交流ができたからだと思います。


本当に、人が元気で生きていける基は、人と出会うことではないでしょうか。それと自然と。


私の場合は、確実にそうみたい。人が一番興味深いし、好きなんだと思う。


私と豆料理クラブの出会いは、2004年の夏、エコ雑貨クラブの人たちと一緒に、何十年ぶりかに京都に行ったのがきっかけです。


*エコ雑貨クラブ・・・ボディクレイ、ナイアード、ナファ生活研究所、アレッポの石鹸、メイドインアース、ワイルドツリーの6社のグループ。



その時、豆料理クラブを主催している千晶さんとであって、なんだかとても通じるものがあって、すっかり仲良くなったのでした。


一番印象に残っているのは、イラク戦争が始まった時、彼女は京都に引っ越してきたばかりだったそうなのですが、まだ荷物もほどかないまま、いても立ってもいられなくて、玄関先に台を出してお豆を並べたのだそうです。

彼女の平和への意思表示がお豆を売るということだった。


わたしも、イラク戦争が始まって、自衛隊の派兵があったり、人質へのバッシングがあったり、という時期、無力感に打ちひしがれて、なかなか立ち直れない感じだったので、その話には とても勇気づけられたのです。


そうか、私は私のやるべき仕事をしっかりやっていくことが大事なんだ、と気づきました。


豆料理クラブに入会すると、毎月豆料理のレシピなどが載った通信と材料の豆その他が送ってもらえます。


お豆は、土づくりだけで有機肥料も使わないでつくったものや 有機のものなどですが、

本当に美味しくて、おかげで口がすっかり肥えてしまって、以前のようにその辺で買う気がしなくなっています。いいんだか、わるいんだか、、、


豆料理が美味しい、ということだけでなく、会員同士のメーリングリストの話題にいつも刺激を受けています。


70年代、80年代に女性ばかりで西荻でやっていたレストラン「たべものや」から発信したかった思いは、もう途絶えたかに思えていたのに、彼女たちが受け継いでもっともっとしっかりと別の形でやってくれているのが、とてもうれしい。


豆料理クラブの詳しいことは

http://www.rakutendo.com


今回は丹波篠山のチルドレンミュージアム、こどもたちは自由に遊び回れる空間が会場なので、大人達は別室をかりてゆっくり話ができるという訳です。


そういうわけで、今回の出席者は子供連れが多かったのです。

行き帰りの車中や食事時、宿泊など今回はずっとこどもたちと一緒で、ちいさい複数のこどもたちといる機会なんて、子育て卒業の私たちには殆どないので、それも楽しかった。


思い出すだけで、顔がほころびます。

託児所と託老所が一緒になってる施設をテレビで見たけれど、いいんじゃないかなあ、と実感しました。


わたしも子育て真っ最中のころは、余裕がなかったから、身近にお年寄りがいてゆっくり子供を見てもらえるような状況だったら、親も子もずいぶん違っていたのでしょうね。


そうか、昔は大家族で、お母さんは今みたいに一人で抱え込まなくてすんだんだ、とおばあさんの立場になった今、今更ながら、実感しているのです。 


夜は モンゴル人のスーチン・ドロンさんという方がやっているモンゴルの里の、ゲルに泊まりました。


食事をしたゲルはとても広くて、私たちが泊まった小さいゲルも暖かくてとても快適。

ドロンさんの家族にも感銘を受けたし、食事も最高だったし、また機会を見つけて今度は 8歳になる孫も連れて、ここを訪れたいと思ったことでした。


カメラを忘れていったので、慣れない借りたカメラで写したお見苦しい写真ですが。


写真は

1.泊まった小さいゲルの天井。中央部分が開いて、天気がいいと星がみえる。

2.モンゴルの衣服を借りてきたら、まるでモンゴル人の家族。さすが、われらモンゴロイドです。

3.山羊にひかれて。こどもたちの行列。






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