昨日の日曜日は、またまたいい天気だったので、近くの農業試験所に散歩に行きました。
ここの中のイチョウ並木は、毎年、金色に輝いてそれは見事です。
美しい時期は短くて、じきに道が黄色い絨毯をひいたようになり、イチョウの木はきびしい冬の姿になってしまいますが、、、
農業試験所の端っこ、隣はもう、人家という隅っこに大きなムクロジの木があります。
秋には、その木のまわりに、ムクロジの実がおちるのです。(ここもわたしの穴場のひとつ)
昔の人は、このムクロジの実をシャンプー代わりに髪を洗っていたとか。
種は、黒くて丸くて、お正月の羽根突きには、この実に羽根をつけたものを使います。(そういえば、最近全くみないですね)
日本だけでなく、インドでもムクロジは髪用に使われる植物で、現地の市場でも売っています。
サポニンがたくさん含まれているので、水に入れるとよく泡立つのです。
髪だけでなく、絹など、繊細なものを洗うのによさそう。
ムクロジも 粘土とともに究極のエコロジカルなシャンプーでしょうね。
この木は 意外と身近にありそうだから、みつけたら試してみませんか。
半透明の飴色のムクロジの実は、思わず拾いたくなる美しさです。
0 件のコメント:
コメントを投稿