2005年11月27日日曜日

哲平さんのどんぶり

渋谷のZAKKAで 小野哲平さんのやきもの展があっているので久しぶりに

都心に出かけてきました。

哲平さんとは5月の連休以来。


ZAKKAはいつもながら、とても素敵です。

哲平さんの器も この空間にぴったり。

ためつすがめつして、どんぶりをひとつ買いました。

なんと表現すればいいか、わざとらしいところが全然なくて、自然の中においても

何の違和感もなく、手にすると、とても大事にしたい感じ。


今年のゴールデンウィークは、高知の山あいでやきものをしている哲平さんと 

ちくちくと手縫いでユニークな衣服を作っている早川ユミさんのお家ですごしたのでした。

谷相にある彼らのうちのまわりにもいろんな人が住み着いて、居心地のいいコミュニティが

できています。


最高に楽しかった。高知っていいな、高知に住めたらいいのに、と思ったくらいです。


しばらくぶりであった哲平さんと、今度の連休もきっといくから、と約束しました。


こういう仕事をしていると 社会が休みの時にしか休めない上、早めに予定を立てるのが

とても苦手なので、いつも行き当たりばったりの旅になってしまうのだけど、

来年は、また、高知に行く、と決めたら、なんだか嬉しくなってしまいます。


はじめていった高知は 太平洋に向いているせいか 明るくて同じ日本とは思えない。


23日のお休みには、西荻の「のらぼう」にいったのですが、もとはといえば、これも高知に繋がっています。

ユミさんのうちで彼女が一番好きな料理家は高山なおみさん、というので(私は名前も知らなかったのですが)帰ってから本を買って読みました。


もう、とっても面白かった。料理家という部分は、彼女の一部で、アーティストだと思う。


・・・彼女の本によくでてくる店が「のらぼう」。

西荻に住んでいる友人が予約してくれて一緒にいったのですが、う~ん、なんとここをやっている彼とは初対面ではありませんでした。

その上、最近『「たべものや」の台所から』を手に入れて読んでくれてるとか。

80年代のはじめに、ほんの何千部か出版されて とっくに絶版になった本なのに、こうやって今でも読んでくれてる人に巡り会うのは不思議としか云いようがない。


のらぼう開店以前のかなり昔、もと「たべものや」メンバーのイヤモトのお店「岩本酒店」兼うちの新築(だっけ?)パーティで会っていたみたい。

それに、予約してくれたのりちゃんも のらぼうの彼とは八王子で一緒にお祭りやってたりした仲間・・・


芋づる関係のネットワーク って、よくあると云えばよくあることなのだけど。


居心地よく、お料理もおいしくて、それだけでも嬉しかったんだけど、そういうわけで楽しい夜でした。




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